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2年生のみなさ~ん!◎保健室より◎

本当は昨日更新しようと思っていましたが、PCの調子が悪くできませんでしたので本日になってしまいました。
今夜、A班のみなさんは日本を発ちますね。B班のみなさんはあと少しですね。今日明日、しっかり授業を頑張ってほしいです。

先週の結団式で「健康面」について、以下のことをお話ししました。覚えているでしょうか。
・普段以上に体調管理に気を配ること
・持参薬について
(英文の診断書等取得した人は、忘れず持参することなど)
・オーストラリアでの体調管理について
 困ったら、教員・スタッフ・引率看護師へ申し出ること

出発前に、長時間のフライト時に気をつけてほしい「深部静脈血栓症(エコノミークラス症候群)」についてお伝えします。「もう知ってるよ!」という人も、すぐ終わります、読んでくださいね。
深部静脈血栓症とは、長時間足を動かさずに同じ姿勢でいると、足の深部にある静脈に血のかたまり(深部静脈血栓)ができて、この血のかたまりの一部が血流にのって肺に流れて肺の血管を閉塞してしまう(肺塞栓)というものです。
初期症状は、太ももから下まで赤み、腫れ、痛み等の症状が出現します。このような症状が発生したら急いで医療機関を受診する必要があります。
足にできた血栓が肺に詰まると、胸痛、呼吸困難、失神等の症状が出現し、大変危険な状態になります。
予防方法は次のとおりです。

・長時間同じ姿勢でいないようにする。
・足の運動をする。→*足や足の指をこまめに動かす。
          *1時間に1度はかかとの上下運動(20~30回程度)をする。
          *トイレに行くなどして席をたつ(歩く)。←むやみに立ち歩かない。
・適度に水分補給をする。
・時々深呼吸をする。

また、11月のケアンズは、気温・湿度が高く蒸し暑くなっています。過去、宿泊する部屋の冷房の温度設定を低くしたままで寝てしまい、「のどが痛い、(外気温差で)身体がだるい」と訴えるや、38度以上の発熱で、現地の医師によって行動を制限された人もいたようです。せっかくの修学旅行ですから、体調を崩さないように一人一人が気をつけて行動して下さいね。忘れ物はないですか?気をつけて、いってらっしゃい!!

*保健室より*

参考・引用:厚生労働省ホームページ