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◎保健室◎ 「涙」

こんちには(^_^)寒さも本格的になってきました。でも、保健室はいつでも暖かくしていますよ(体調不良者のために)。

いきなり本題!今日は長めですが、最後までお付き合いください☆

 

 

嫌なことや悔しいことがあって涙が止まらない!!でも、泣いたらスッキリした(^^)

そんな経験をしたことがあるという方、いると思います。私も経験したことがあります。

 

泣いたって、事実は変わらないし、問題の解決にもなりません。しかし、気持ちが晴れたり、落ち着いたりすることで、次のスッテプに進みやすくなるのではないかと思います。ということで、泣くのは弱いとか、男は泣くな!とか、私はそういう風には思いません。

今回は、「涙を流してスッキリする!!!」ことについて、調べてみました。

まずは「涙が流れるメカニズム!!」

人は外界から何かメッセージを受けとったとき、大脳辺縁系にある重要な神経核「扁桃体」で、「好き・嫌い」「快・不快」といった感情がつくられるそうだ。扁桃体のすぐ隣には視床下部があり、そこから自律神経が体に伸びていて、特に涙は自律神経のなかでも交感神経と強く結びついており、感情によって交感神経が優位になると、末梢にあるまぶたの奥の涙腺が刺激され、涙が流れる。

そして「涙と共に流れているものとは!?」

感情によって涙が流れると、脳から分泌されるホルモンの「プロラクチン」や、副腎皮質刺激ホルモンの「ACTH」、副腎皮質ホルモンの「コルチゾール」といったストレス物質も涙と一緒に体外に流れ出るという。つまり、感情がたかぶって流れる涙には、ストレスの原因になる物質を排出する重要な役割がある!!
また、涙にはストレスによって生じる苦痛をやわらげる脳内モルヒネ「エンドルフィン」に似た物質も含まれているといわれている。悲しいときや悔しいときに思いっきり泣くと、ストレス物質を排出し、苦痛を緩和することができる!!!

 

どうでしたか?涙とともにストレス物質も流しているとは!!!(知らなかった~☆)

涙をこらえるより、泣いたほうが良いようです。しかし、泣くといってもどこでも泣けるわけではありませんね。例えば、授業中大泣きしていては周りもびっくりです。どーーーしても学校で泣きたくなった、涙が止まらない、そんなときには一人でトイレなどで泣くのではなく、保健室という場所もあります。私は保健室に居ますが、泣いている理由を強制的に言わせることはしません。ただ泣くだけでも良いです。人には言いたくないこともありますからね。話を聴いてほしいのであれば、真剣に聴きます!

 

それでは、体調を崩さないよう自己管理をしっかりして

冬休み前の授業、もうひと踏ん張り頑張りましょう(*^_^*)

aya

(参考:月刊 元気通信 養命酒ライフスタイルマガジン)